LADY戦記

「機動戦士ガンダム0083カードビルダー」と「戦場の絆」中心のガンダム系なんでも日記ですよぉ~!!!ガンダムオリジナル小説とかコスプレもあるよぉ~☆ 私は…ジャック・ベアードと添い遂げるっ!!

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戦場の女神 ~ミネルヴァ~  第1話

小説の第2弾が完成いたしました。


今回もクリムゾンさんと共同製作させていただいています。


前作同様、頑張って書いていきたいと思います。



相変わらず、貧相な文才ですが、

興味のおありの方はどうぞ、ご覧くださいませ。

『本当に大丈夫か?一人で…』

一人の青年が不安そうに聞いてきた
『ええ、心配しないで』
ミリア・ウイリアムズ中尉は彼に向かって笑顔を返す。
長いまつげが縁取る蒼い瞳、透き通るような白い肌、そして長い金髪の髪…
艶やかな微笑みはギリシャ神話の女神のような美しい顔をよりいっそう輝かせる。
『カズキは心配性ね』
と、言われるとカズキ・フェルディン少尉は少しムッとしたような表情になった。
その顔をみたもう一人の青年がいたずらっぽく口を挟む。
『兄貴はいつも冷静なのに、姐御の事になると…ねぇ』
ニヤニヤと笑いながらカズキの顔を覗き込んだ。



特殊第06MS小隊


それが彼らに与えられた名前だった。


MSの実戦データを収集するための小隊
固定の大隊には所属せず、地球圏を渡り歩く「遊撃部隊」である。


新型MSが支給されることになったのだが、
最近MSを輸送中のミデアがジオン軍の襲撃を受けるという事態が多発していることを受け
隊長であるミリアが直接出向いて受領してくることになったのだ。


『つまり敵に遭遇したらそこでいきなり処女戦…ってわけですな』
黒人の男性 ─彼もこの部隊の隊員である─ がつぶやいた。

『そうなるわね。でも大丈夫でしょ』


─ 何かあったらみんなが助けに来てくれるもの ─


そういい彼女は再びこぼれんばかりの笑顔を仲間に見せた。





そして数日後…





彼等はやってきた




『護衛部隊全滅!!』



戦闘オペレーターの悲鳴に近い声がミデア艦内響く。


「ちっ…」
それを聞いたミリアは思わず舌打ちをする。

地球連邦軍輸送艦ミデアがジオン軍の急襲受け、廃墟と化した市街地の外れに不時着したのは昨夜のことである。
その晩は事無きを得たが、翌日…朝から降り出した雨にまぎれた敵MSザクの接近を許してしまった。
それに対してこちらは61式戦車などの兵器で対抗を試みるが…


無論、機動力のあるモビルスールに戦車で対抗できるはずが無く、
彼等は無残にも敵の目の前に散っていく。



「大尉、やはり私がでます!!」
耐えきれなくなり、ミリアはモニターに向かって叫んだ。。
「私やこの子の護衛の為に、これ以上の犠牲は不要です!!」
「我々の任務はコンテナの荷と君を基地に届けることだ。もし何かあったら…」
モニターに映る自分の父親くらいの男性…輸送部隊隊長は苦い顔を返す。
「それじゃ何の為に私がここにいるか分かりません!!」

輸送部隊隊長の命令で待機を余儀なくされていたが
─ 最初から自分が出ていればこんなに被害が拡大することは無かったはず… ─
という罪悪感が彼女を奮い立たせた。


『ミデアのクルーに告ぐ。無駄な戦闘は避けたい。速やかに降伏しろ』



ザクがスピーカーを使いこちらに呼びかけるのがここまで聞こえた。

「もう猶予はありません」
外ではもう一機のザクが、いつでもミデアのコクピットを撃ちぬけるようにライフルの照準を合わせている。
「…分かった。もうすぐ援軍…君の仲間が来る。それまで耐えてくれ」
その言葉にミリアは無言で頷いた


連邦軍がジオン軍のモビルスーツに対抗するために開発した機体

『陸戦型ガンダム』

現在地上部隊の主力である「陸戦型ジム」よりも性能を向上させた高位機種である。
ただし現段階では試作の状態であり、実戦においてこのテストと戦闘データの回収を行うのがミリアの新しい任務だった。



「奴等の目的はあなたね」


それは不安に慄くように振動している。



「大丈夫よ、私が一緒だから」


子供をあやすような優しい声で巨人に語りかけ、
コンソールパネルに手を伸ばした。

すると機体は素直に反応を返す。

「そう、いい子ね」

ロールアウト直後の機体はまさに赤子同然である。
ミリアはそれを良く理解していた。
このまま戦闘を行うことがどれだけ大変な事かも十分に分かっていた


しかし…



「あなたを奴等に渡すわけにはいかないもの」

大丈夫…と再び語りかけると不意に機体の振動が収まった。


『行けるか?!中尉』
再びモニターに大尉の顔が映る。

「はい!!」

頼む…といいながら彼は軽く敬礼し、ミリアはそれに答えた。


「さぁ行くよ、相棒君」


コンテナが開き、巨人が大地に降り立った。


─ 続く ─
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この記事へのコメント

わ~♪

今度の小説でも陸ガンですね。
08好きな私にとってはツボですよw
今後どうなっていくのか気になりますが…

>>黒人の男性 ─彼もこの部隊の隊員である─ がつぶやいた。

ここが個人的に気になります!

はじめまして~

ナヅナと申します。
前作をイッキ読みしてファンになったので、小説第2弾たのしみです♪

  • 10/06/2007
  • ナヅナ ♦-
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楽しみにみてますよぉぉぉ

  • 13/06/2007
  • バーニィ ♦-
  • URL
  • 編集 ]

Sakuraさん>
前作に続きまして応援よろしくお願いします!!
ミリアの乗った陸ガンはロールアウトされた一番最初の機体って設定なんです。
つまり『陸戦型ガンダム・試作1号機』…なんちゃって(笑)

ナヅナさん>
あわわ~!!(>_<)一気読みされましたか!!
アリガトウございます!!
文章力、表現力が足りなくて本当に申し訳ありません
でも書いてる本人は非常に楽しいんですよ~
それが伝わっていればすごく嬉しいです☆
前作に続きがんばります!!

バーニィさん>
突然居なくなってすみませんでした。
しばらくはこちらで頑張るのでまたコメントしにきてくださいね☆

  • 15/06/2007
  • LADY ♦-
  • URL
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